毎年恒例の「春の朗読立礼茶会」、今年は濃茶の体験会を開催することになりました。
まず最初に、与野朗読の会の本居麗子さんの朗読で、新美南吉作「うた時計」をお聞きいただきました。
次に、濃茶の体験会です。
日榮がお点前をさせていただき、濃茶を一服差し上げました。
「お服加減はいかがですか?」とお尋ねすると、
「丁度よい練り加減です。」「美味しい!」などのお言葉を頂くことができました。
玉川遠州流の今井晋聲先生に解説して頂きながら、ひとつのお茶碗を3から5人で回して飲んで頂きました。
飲み終わったとき、茶碗の飲み口を折った懐紙の角で拭うと、花びらのような模様になります。
それを愛でて、香りを嗅いで、楽しみました。
後半は、音読健康倶楽部のみなさんによる群読です。
芥川龍之介作「蜘蛛の糸」と国木田独歩作「たき火」をお聞きいただきました。
濃茶についてのアンケート
「初めての経験で緊張しましたが、わかりやすい説明や手ほどきを頂き、よい経験をさせていただきました。」
「お菓子共々、美味しくいただきました。」
「気軽に体験させていただき、ありがとうございました。」
たくさんのご感想を頂き、ありがとうございました。
濃茶のお点前は初めてで、とっても緊張しましたが、皆さんに支えていただきながら、愉しい時を過ごすことができました。 こうして続けられるのも、参加してくださったお客様と、朗読ゲストの本居さん、遠方から来てくださった玉川遠州流の先生方や、音読健康倶楽部の皆さんのお蔭です。心より感謝しています。本当にありがとうございました。
また次回が開催できますよう、一所懸命に精進して参ります。
さいたま市内にお住まいで朗読が好きな方や、茶道の心得のある方のご参加をお待ちしています。
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